ゲームパブリッシャーのスクウェア・エニックスが、同社が最も愛する作品の数々をモチーフにした多彩な商品を取り揃えた新店舗を、同社の本拠地である日本にオープンしました。 同社によると、スクウェア・エニックスの主要キャラクターをモチーフにしたグッズは今年、好調な売れ行きを見せています。
2003年にスクウェア・エニックスがスクウェアソフトとエニックスの合併により設立されて以来、同社は日本最大のゲーム会社の一つであり、金融分析会社MarketWatchのデータによると、現在の同社の時価総額は約7470億円(47億ドル)に上ります。ドラゴンクエスト、ファイナルファンタジー、キングダムハーツなどは、スクウェア・エニックスとその多数の子会社が所有する伝説的なゲームフランチャイズのほんの一部です。これらの作品をはじめとするさまざまな商品の購入が、東京の中心部に最近オープンした店舗で可能になりました。
スクウェア・エニックス公式グッズTwitterアカウントが投稿した内容によると、12月19日に渋谷の複合施設「渋谷さくらステージ」に「スクウェア・エニックス ガーデン オフィシャルグッズショップ」がオープンした。この店舗は3階にある「POP @P SPACE -SHIBUYA-」の一部で、CD、フィギュア、パーカー、キーホルダー、ピンバッジ、ぬいぐるみなど、さまざまなグッズを取り扱っている。また、ファイナルファンタジー7の主人公クラウド・ストライフやドラゴンクエストのアイコンであるスライムなど、スクウェア・エニックスの人気キャラクターのフィギュアも数点展示されています。
スクウェア・エニックス ガーデン オフィシャルグッズショップが東京・渋谷にオープン
渋谷桜坂3F「POP @ P SPACE -SHIBUYA-」にて本日より『スクウェア・エニックス マスターライン ファイナルファンタジーVII リバース 1/4スケール』を展示中!
全世界のコレクターが注目する、本スタチューの造形や彩色をぜひ間近でご覧ください。
※支柱は展示用の仮の仕様です。… pic.twitter.com/8YWpS2DCrb— SQUARE ENIX Official Goods (@SQEX_MD_GOODS) December 19, 2024
ベテランゲームディレクターの糸永 敏之氏は、ファイナルファンタジー9や、同シリーズのクリスタルクロニクル、チョコボのスピンオフ作品のキャラクターデザインを手がけた人物である。同氏はTwitterの投稿で、スクウェア・エニックス ガーデン オフィシャルグッズショップのオープン初日に訪れたことを明らかにした。絶賛された『ニーア オートマタ』にも携わった板鼻氏のように、この店舗を訪れたい方は、午前10時から午後9時までの営業時間中に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
スクウェア・エニックスが2024年にリリース予定のラインナップには、『聖剣伝説3』、『ファンタシースター』、『ロマンシング サガ2 リベンジ』、『ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク』などが含まれています。同社は、2025年1月23日に『ファイナルファンタジー7 リメイク』三部作の第二弾となる『ファイナルファンタジーVII リメイク』のPC版を発売する予定である。また、その年には『ドラゴンクエスト』の最初の2作のリメイク版も発売される予定である。
11月に『ドラゴンクエストIII HD-2Dリメイク』が発売された頃、東京証券取引所ではスクウェア・エニックスの株価が最大12%下落した。同社は株価下落の数日前に、4月1日から9月末までの売上高が前年同期比で8.4%減少したと発表した。しかし、営業利益全体では22.1%の増加となり、商品のみの売上高および営業利益は前年比14.7%増となった。この商品ベースの成長は、スクウェア・エニックス傘下の主要キャラクターをフィーチャーした新商品の好調な売れ行きによる部分もあると、同社は説明している。