「コール オブ デューティ」に追加されたフライドチキンにインスパイアされた新しい銃が、プレイヤー間の抗争に火をつけた。コール・オブ・デューティ」シリーズはこれまで、ゾンビやより未来的なテクノロジーを導入しつつも、かなり現実的な武器や設定を特徴としてきた。しかしここ数年、Call of DutyはTexas Chainsaw MassacreやThe Boysのようなファンタジー的な作品とのクロスオーバーをフィーチャーしており、後者のタイアップではTemp-V Field Upgradesによってプレイヤーにスーパーパワーまで与えている。
最近の「Call of Duty」データミンは、「Call of Duty: Warzone」や「Call of Duty: Modern Warfare 3」のようなタイトルでこうしたクロスオーバーが続くことを示唆しており、ウェイド・ウィルソンが繰り出す攻撃のような特殊なフィニッシュムーブアニメーションという形で、近日公開予定の映画「デッドプール&キャンプ;ウルヴァリン」とのタイアップの証拠もある。しかし、「Call of Duty: Warzone Mobile」に登場する最新兵器、敵をフライドチキンの破片に変身させるライフルを前にすれば、デッドプール本人ですら立ち止まるだろう
。
“エクストラ・クリスピー “と名付けられたこのライフルは、コール オブ デューティ データマニアのリアリティークが初めて公開したもので、ニワトリのコスチュームを着た兵士が敵を撃ち、調理したての鶏肉にしてしまうというリークトレーラーが投稿された。リークされた武器検査アニメーションでは、プレイヤーが銃身にチキンをくっつけて揚げている。今のところ、Extra Crispy武器はオプションのコスメティックとしてCall of Duty: Warzone Mobile専用だが、それでも一部の古参Call of Dutyファンはこの奇抜な新アイテムに羽目を外している。
コールオブデューティーの「エクストラクリスピー」銃が指を舐める論争を巻き起こす
コールオブデューティで敵をフライドチキンに調理して食べることができる「エクストラクリスピー」銃のトレーラー。
Warzone Mobileでのみ利用可能。pic.twitter.com/fbrCZYdDIW
– ModernWarzone (@ModernWarzone) 2024年6月30日
フォートナイトが意図せずマルチプレイヤーゲームの美学に与えたダメージは修復不可能https://t.co/CbTXQ4JHOc
– ケルスキー (@kelskiYT) 2024年7月1日
Watching our big reveal get cooked pic.twitter.com/AaJKwKku0x
-コール オブ デューティ ウォーゾーン モバイル (@WarzoneMobile) 2024年7月1日
コールオブデューティー:ウォーゾーンモバイルエクストラクリスピー武器が最初にリークされて以来、ゲーマーはソーシャルメディアにコールオブデューティーのフランチャイズがポップカルチャーに固執し、奇妙になりすぎているかどうかを議論しています。ケルスキーのようなTwitterユーザーは、フォートナイト(犠牲者をファーストフードに変身させる銃が登場してもおかしくないゲーム)の人気が、コール・オブ・デューティのようなマルチプレイヤー・タイトルに美的感覚をコピーさせる影響を与えていると嘆いている。また、アクティビジョンに対して、かつては理にかなったシューティングゲームだったものに「無意味なものを追加するのはやめてほしい」と望んでいる人もいる。
また、「コール オブ デューティ」は過去にも、人気のゾンビモードや、ガンダムやウォーハンマー40,000といったSF作品とのクロスオーバーなど、同様に突飛な要素をフィーチャーしてきたと指摘する声もある。一部のソーシャルメディアユーザーは、激しい銃撃戦の最中に倒れた分隊の仲間を食べるという冗談まで言い始めている。結局のところ、コールオブデューティの新しいフライドチキン武器は、誰もが笑っているわけではないが、皮肉である可能性が高い。