ゲーム製作の難しさを再認識させてくれるゲーム延期発表の総集編

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残念ながらゲームの発売が遅れます

「Game Maker’s Toolkit」シリーズでお馴染みのYoutuber、マーク・ブラウンさんが、プライベートコレクションの画像を投稿しました(実際にはかなりの数の画像があります)。話題は ゲームの延期のお知らせ。

ブラウン氏は画像を4つのバッチに分けて共有しており、上記は「Cyberpunk 2077」、「Deathloop」、「DOOM Eternal」、「Far Cry 6」となっています。

しかし、まだまだあります。たくさんあります。セインツロウ』リメイク、『ファイナルファンタジーVII』リメイク、『新世界』、『Halo: Infinite』、『Kena: Bridge of Spirits』、『Outriders』、『Back 4 Blood』、『Humankind』、『Battlefield 2042』、『Dying Light 2』、『Gotham Knights』……挙げればキリがありません。

ほとんど覚えていないものが多いのが不思議です。ゲーム業界では遅延は非常に一般的なことで、(「サイバーパンク2077」のような)大々的に宣伝された製品のサプライズ発表を除けば、1日だけニュースになって忘れ去られてしまうことが多いのです。このリストに目を通すと、ほとんどが素晴らしいゲームの無限のパレードのようだが、そのほとんどが大手パブリッシャーの資金力のあるタイトルで占められている。これらの会社はほぼ例外なく、良い実績と資金、そして確かなノウハウを持っています。しかし、ゲームを作るのは難しい。

ブラウン氏のコレクションは、ある意味、博物館に展示すべきもののように感じられます。現代のハイプサイクルの奇妙な小さなアーティファクトです。昔は、パイプに火をつけながら、遅延もよくあったが、あまりコメントされなかったと言います。しかし、今は業界の規模や予算の関係で、遅れが出ると大きなニュースになってしまうのです。

ビッグニュースであるべきかどうかを考えることは無意味です。Cyberpunk 2077』のような作品が8年の歳月をかけ、3億ドル以上の予算が噂されていることからも、これらのプロジェクトの複雑さがうかがえます。それでも、CDPR社は遅延しながらもゲームを出荷しましたが、それはちょっとした状態でした(PCよりもコンソールでの話ですが、要はそういうことです)。ゲームは最終的には技術的な課題と同様にクリエイティブな試みであり、お金と時間があればあるプロジェクトの問題を解決できるとは限りません。たとえそれが助けになったとしてもです。