犬に憑依できるアクションホラーゲームが登場

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Slitterheadの開発元であるBokeh Game Studioは、Pax Westでホラーゲームの憑依メカニックの映像を公開した。サイレントヒルの生みの親である外山圭一郎氏によって2021年に発表されたSlitterheadは、今年のサマーゲームフェスで、そのメカニクスと不穏なボディホラー要素を披露するために長時間のショーケースを行った。

このバトルアクションアドベンチャーゲームは、架空の街・九龍を舞台にしたもので、プレイヤーは超自然的な存在・氷樹を操り、住民に憑依することで悪夢のような怪物を街から追い払おうとする。SlitterheadはGhostwireと比較されることが多い: Tangoゲームワークスによる2022年のゲーム「Ghostwire: Tokyo」と比較されることも多く、ホラーファンは「Slitterhead」がアクションを優先するあまり、ダークなテーマを見失わないことを望んでいる


SlitterheadのゲームプレイがPax Westで披露され、Gematsuがゲームの憑依メカニックを詳しく紹介した。Hyokiは、暗く都会的な舞台でのハイテンションな追跡シーンの間、移動するために街の地元の人々を掌握することができ、その実体は、主役のクリーチャーとの戦闘中に体を入れ替えることもできる。ゲームプレイ映像で血と血糊を見せるだけでなく、Slitterheadの開発者たちは特に犬に憑依することに注目し、Hyokiの精神が野良犬の口から入り込む様子や、犬の嗅覚の高さを利用して路地裏の匂いを追う様子を見せた

スリッターヘッド、プレイヤーが犬に憑依できることを明かす

通常、ゲーマーは次のゲームで犬をペットにできるかどうかを知りたがるものだが、Bokeh Game Studioは動物との出会いを別次元に引き上げた。Slitterheadの革新的な憑依の仕組みは、遠山氏が2003年に手掛けたサバイバルホラーゲーム『Siren』に影響を受けており、2012年に手掛けた『Gravity Rush』の戦闘の仕組みも参考にしている。さらに、この憑依システムはプレイヤーの士気に挑戦するもので、人間の体は使い捨てであることが強調されている。

さらに、このゲームの憑依メカニックはSlitterheadのアートディレクションを縁取り、氷樹が操縦するアニメスタイルのキャラクターや、『シング』や『ビートルジュース』の影響を受けたおどろおどろしいモンスターたちを登場させて戦わせる。ホラーコミュニティや『呪術廻戦』や『パラサイト』のファンは、Slitterheadの魅力的なスタイルに多くの魅力を感じるはずだ。

Slitterheadは11月8日発売予定なので、ホラーゲームの激戦区である10月を逃してしまったことになる。サイレントヒル2」や「Until Dawn」のリメイク、「Diablo 4: Vessel of Hatred」など、不気味な季節のリリーススケジュールは目白押しだ。Slitterheadがこのジャンルにオリジナリティをもたらすことを期待したい。