サイレントヒル』の作曲家・山岡晃が新作ホラーゲームの音楽を担当

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作曲家の山岡晃氏は、サイレントヒルのサウンドトラックで多くのファンを獲得しており、今回もホラーゲームのサウンドトラックに参加している。

山岡晃は、サイレントヒルシリーズの音楽を担当したことで知られているが、その才能を新しい三人称視点のアクションホラーゲーム「Stray Souls」に提供する。Stray Souls』は『サイレントヒル』と『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』からインスピレーションを得ており、『ブレア・ウィッチ』の開発会社Bloober Teamの元メンバーがディレクションを担当しているからだ。

山岡は1993年にコナミに入社して以来、ゲームや映画で印象的なオーディオを作りながら、様々な役割を担ってきた。通常は『Contra: Hard Corps』、『Shadows of the Damned』、Bloober Teamの『The Medium』といったタイトルの作曲家として、また音楽監督やサウンドプロデューサーとしても活躍してきた。彼の象徴的で認知度の高い音楽は、サイレントヒル2のリメイク版でも再演される予定だ。

山岡の次のプロジェクトの一つは、インディー開発会社Jukai Studioの『Stray Souls』にゲスト作曲家として参加することである。このアクションホラーゲームの最新トレイラーには、ベテランミュージシャンによる「Splintered Minds」と題された楽曲のひとつが使用されている。山岡はまた、サイレントヒルの生みの親である外山圭一郎が監督を務めるもう一つの待望のホラーゲーム、スリッターヘッドのサウンドトラックにも参加する予定だ。

トレイラーやゲームのSteamページで明かされているように、『Stray Souls』ではプレイヤーはダニエルの立場となり、不気味なことが起こっている不気味な町アスペン・フォールズを旅することになる。多くの不運なホラーゲームの主人公と同じように、ダニエルは疎遠だった祖母の家を相続し、それを受け入れるという賢明でない選択をする。こうして、不吉なクリーチャー、不穏な環境、謎めいた女性の世界への旅が始まる。

ダニエルは祖母が仕掛けた邪悪な陰謀に知らず知らずのうちに巻き込まれていることが判明し、ティーンエイジャーは「魂のような正確さ」でモンスターの「大群」を倒しながら、家族の過去の秘密を暴かなければならない。ゲームには、予想される謎解きや資源管理、天候の変化や超常現象も含まれる。Jukai Studioはまだ具体的なリリース日を提示していないが、数年前にStray Soulsのアルファ・デモをすでにプレイヤーに公開している。

山岡氏は『Stray Souls』、『Slitterhead』、『Silent Hill 2』リメイク版の作曲に加え、5月に発売されたサイコホラーゲーム『Decarnation』のサウンドトラックにも参加している。また、サイレントヒルの映画も制作中で、サイレントヒル2と主人公ジェームズ・サンダーランドの物語を描く予定だ。この映画の詳細はまだあまり発表されていないが、過去に2本のサイレントヒル映画で担当したように、山岡氏がそのサウンドトラックに才能を発揮することが期待されている。

ストレイ・ソウルズ』は現在開発中。