ソニー、PS5アクセスコントローラーの設計経緯を説明

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ソニーがPS5 Accessコントローラーの開発経緯について説明。

ソニーはこのほど、新型PS5アクセスコントローラの開発プロセスに関する情報を公開し、同デバイスの意図やデザイン上の配慮について、より詳しい情報を明らかにした。アクセス・コントローラーは今年後半に発売される予定で、高度なアクセシビリティ・オプションがないゲームをプレイする際にも、ソニーの最新ゲーム機のアクセシビリティを拡大することを意図している。

主に運動が困難なゲーマーのために設計されたアクセス・コントローラーは、フラッグシップ・アクセシビリティ・デバイスとして注目されている。ゲームパッドのデザインは、従来のPS5デュアルセンスと同じ黒と白の配色で、ボタンアイコンとラベルも同じである。アクセス・コントローラーは、平らな場所に置いたり、膝の上に置いたり、車椅子やその他の移動補助器具に取り付けたりして使用することを想定しており、中核となるデザインは明らかに異なっている。また、ボタンの交換や寸法の調整が可能で、大幅なカスタマイズが可能であることもアピールされている。PS5はアクセシビリティの面で進歩を遂げているが、アクセス・コントローラーはゲーム機初の包括的なアクセシビリティ・ハードウェアとなる。

ソニーは先日、Accessコントローラーの開発プロセスを紹介するビデオとブログ記事を公開した。ビデオでは、初期のプロトタイプが簡単に紹介され、テストとフィードバックの重要性が強調されている。ソニーによると、Accessコントローラーは5年間開発され、6種類のイテレーションを経てきたという。また、ビデオとブログ記事では、カスタマイズオプションや周辺機器アタッチメントなど、Accessコントローラーの特徴のいくつかをさらに詳しく説明し、製品の手に取りやすいパッケージも紹介している。

この新情報は、今後発売されるPlayStation製品のアクセシビリティに興味を持つ多くのファンに喜ばれるに違いない。今回のソニー報告会の重要な焦点は、デザインチームがAccessコントローラーをテストし、磨き上げた厳しさだ。一般的に言って、Accessコントローラーのような製品は、何度も異なるテストを繰り返し、ターゲットとなる消費者層からのフィードバックに基づいて再設計や微調整を行うことで、幅広いユーザーにより効果的なものになる。

ゲームにおけるアクセシビリティは、ゲームの「イージー」モードのオプションのようなありふれた機能から、Accessコントローラーのような先進的なファーストパーティ技術に至るまで、幅広く複雑なテーマである。アクセシビリティに関しては、ゲーム業界はまだ長い道のりを歩んでいるが、ソニーのような企業が斬新なアクセシビリティ機能を模索することで、より多くの人がゲームを体験できるようになり、それは良いことでしかない。

ソニーPlayStation 5 Accessコントローラーは2023年12月6日発売