コナミは、長寿シリーズ『Suikoden』の新作を発表しましたが、今度のゲーム『Suikoden Star Leap』はiOSとAndroid端末のみで利用可能となります。 さらに、『Suikoden Star Leap』は基本プレイ無料のタイトルとなり、ゲーム内でのマイクロトランザクションが発生する可能性もあります。
コナミの最も人気のあるRPGフランチャイズのひとつである『Suikoden』シリーズは、現在、5つの主要タイトルと6つのスピンオフ作品で構成されていますが、後者の多くは日本国外ではリリースされていません。中国の古典小説『水滸伝』にインスパイアされた『Suikoden』シリーズは、『ファイナルファンタジー』と似た点があります。すなわち、ゲームは時系列ではなく、類似したテーマと重複するキャラクターが存在します。1995年に最初のゲームが発売されてからしばらくの間は定期的にリリースされていたシリーズですが、2006年にメインストリームの最新作が発売され、その直後の2009年にはスピンオフ作品が日本国外でリリースされました。ファンの間では、シリーズ最新作の噂が持ち上がっていますが、多くの人が期待しているような作品ではないかもしれません。
出版社のコナミと開発元のMythril(Gematsu経由)が発表したところによると、『Suikoden Star Leap』がiOSとAndroid向けに今後リリースされる予定ですが、具体的なリリース日はまだ発表されていません。 基本プレイ無料のこのタイトルは、モバイル端末向けに特別に調整されたシリーズ初のゲームとなり、ゲーム内でのマイクロトランザクションが含まれ、スクウェア・エニックスの最近のHD-2Dリメイクを彷彿とさせるピクセルアートグラフィックが採用される予定です。また、『Suikoden Star Leap』では主要キャストにフルボイスを採用し、大塚明夫氏(『ヴィンランド・サガ』のトルケル役、『チェーンソー・マン』のパワー役)や、フェアロウズ愛氏などの人気声優が出演します。「長い沈黙の後、Suikodenシリーズに新たな作品が加わりました」と、漫画版『Suikoden 3』の制作に携わったことのある清水明氏は語っています。「彼に会うのが今から楽しみです…そして彼女にも…そして他のみんなにも」
iOSとAndroid向け『Suikoden Star Leap』が発表されました。
公式ウェブサイトによると、『Suikoden Star Leap』は、世界そのものを創造したと噂される27の真ルーンのひとつである「変化のルーン」の物語を描くそうです。ゲームの主人公は村長の息子で、急襲事件の後、村長の後を継ぎ、仲間たちと協力して平和を取り戻す旅に出ます。 ゲームのテーマソング「カンパニュラ」は、2021年のアニメ映画『ベル』で内藤鈴の声を担当した中村繪里子さんが歌っています。
ファンが期待するゲームは『Suikoden Star Leap』だけではありません。3月6日には、Nintendo Switch、PlayStation 4、PlayStation 5、Xbox Series X/S、Xbox One、PC向けに『Suikoden 1 and 2 HD Remaster』が発売される。この2作のアップデート版には、追加の環境効果音、更新されたインターフェース、新しいキャラクターの肖像画などが含まれる。