パブリッシャーのスカイバウンド・ゲームズとデベロッパーのアザーオーシャン・インタラクティブは、「ウォーキング・デッド」の世界を舞台にしたソーシャル推理ゲームを発表しました
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『ウォーキング・デッド:ベトレイアル』は、『Innersloth’s Among Us』を彷彿とさせる8人用のソーシャル推理ゲームとして新たに発表されました。Skyboud Gamesがパブリッシングし、Other Ocean Interactiveが開発した『The Walking Dead: Betrayal』では、プレイヤーは裏切り者に気を配りながら、協力して徘徊するアンデッドに立ち向かわなければならない。
スカイバウンド・エンターテインメントは『ウォーキング・デッド』などのコミックの出版社として有名だ。同社は2018年にゲーム子会社Skybound Gamesを設立した。一方、アザーオーシャン・インタラクティブは主にソーシャル推理ゲーム「Project Winter」で知られている。2019年にリリースされたProject WinterはSteamでVery Positiveの評価を得ている。
Skybound GamesとOther Ocean Interactiveは水曜日にアナウンストレーラーでThe Walking Dead: Betrayalを公開した。Project Winterのゲーム」として販売される本作は、Other Ocean Interactiveのソーシャル推理サバイバルゲームとして高い評価を得ている本作を知る人なら、その類似性は一目瞭然だろう。生存者たちは協力し、コミュニケーションを取りながら、料理や工作をし、物資を集め、常に存在するアンデッドの大群を食い止める必要がある。同時に、隠された裏切り者たちが彼らの努力を台無しにし、密かに生存者を一人ずつ排除していく。しかし、「ウォーキング・デッド:背信」では死が終わりではない。死んだプレイヤーはアンデッド・ウォーカーとして復活し、復讐を果たすことができるのだ。
The Walking Dead: Betrayalのトレイラーは、プレイヤーが拠点から物資を求めて出発するところから始まります。チームワークの良さとコミュニケーションのおかげで遠征は成功したが、裏切り者が動き出すまでそう時間はかからなかった。サバイバーと二人きりになった裏切り者は、銃や近接武器を使っていつでも排除できる。しかし、裏切り者が発見されないようにするには、工夫が必要かもしれない。トレイラーにあった例としては、補給コンテナに爆弾を仕掛けたり、ウォーカーの群れを意図的に放ち、注意をそらすといったものがある。この新作ゲームは今年後半に発売され、オープンベータは8月10日から開始される。
その人気を考えると、『Among Us』はソーシャル推理ゲームの代表格であり、『The Walking Dead: Betrayal』はゾンビサバイバルも楽しみたい『Among Us』ファンには最高のゲームのようだ。しかし、『Among Us』がソーシャル推理ゲームというジャンルを発明したわけではなく、その起源は1986年のパーティーゲーム『Mafia』であることは間違いない。初期のビデオゲームの例としては、2003年の『Space Station 13』や『Garry’s Mod』の『Trouble in Terrorist Town』などがある。これらのゲームに共通する要素は、無自覚な多数派が、内部から自分たちを弱体化させようとする秘密の少数派をあぶり出さなければならないということだ。
しかし、たいていの社会推理ゲームは、プレイヤー同士が互いに心配しあうだけでいい。プロジェクト・ウィンター」では荒野でのサバイバルと危険な動物がミックスされ、「ウォーキング・デッド:ベトレイアル」ではフランチャイズのタイトルにもなっているウォーカーたちが加わって脅威が増している。
ウォーキング・デッド:背信』は2023年にPCで発売される。