Battalion1944の開発元であるBulkhead Interactive社は、10,000人以上のKickstarter支援者全員に返金すると発表しました。
Bulkhead Interactiveは、Battalion 1944キャンペーンを支援したKickstarter支援者全員に返金を行うことを発表した。2016年のBattalion 1944キャンペーンには10,000人以上の支援者が参加し、集まった資金は300,000ポンドを超えた。そのおかげでBulkheadは2019年初頭にPCで『Battalion 1944』を発売することができたが、その人気はすぐに下火になり、コンソール向けの移植が完了することはなかった。その後、BulkheadはSplash Damageに買収され、Kickstarterの支援者には返金を行うことが決定された。
Battalion 1944はその名が示す通り、第2次世界大戦を舞台にしたマルチプレイヤー一人称視点シューティングゲームだ。Medal of Honor』や『Call of Duty』など、このジャンルの初期のマルチプレイヤー一人称視点の第2次世界大戦シューティングゲームに大きくインスパイアされている。ゲームモードには5対5のチーム戦による古典的なSearch & Destroy、Team Deathmatch、Rifles Onlyなどがある。初期の成功にもかかわらず、Battalion 1944の人気は著しく低下した。BulkheadはBattalion 1944のサポートと生産を終了し、Battalionとしてゲームを無料化した: レガシー』として無料化した。
Twitterに投稿されたビデオメッセージの中で、Bulkheadは2016年のキャンペーンから全てのKickstarterのプレッジを返金すると発表した。返金は、選択したプラットフォームや貢献の階層に関係なく、貢献した全員に提供される。Battalion 1944のKickstarter支援者は、アカウントに関連する電子メールアドレス経由で提供される指示に従って、払い戻しを請求する必要があります。
Battalion1944のKickstarter支援者の皆様には、プラットフォームの種類やプレッジティアに関係なく、払い戻しを行います。
返金の詳細については、Kickstarterに参加した際に使用したEメールの受信箱をご確認ください。
ご支援ありがとうございました。pic.twitter.com/XxER4ZFllq
– BATTALION: Legacy (@PlayBattalion) 2023年7月11日
バルクヘッドは「太陽に近づきすぎた」と謝罪し、当時の能力以上のものを提供すると約束した。これはおそらく、バルクヘッドがコンソール版『Battalion 1944』を完成させなかったことを指しているのだろう。ともあれ、バルクヘッドは「何かが正しくないときには、それを認めて前に進まなければならないこともある」と語っている。Bulkheadは以前からKickstarterの支援者に返金するための資金を貯めていたようだが、Splash Damageによる買収によって返金が可能になった。
Bulkheadのチームはまた、Battalion 1944のKickstarterに賛同してくれただけでなく、何年にもわたってゲームを支えてくれたすべての人々への感謝を声高に語っている。それによると、Battalion 1944は計画通りにはいかなかったが、そのおかげでBulkheadは前進することができたという。Kickstarterの支援者への返金は、将来を見据えて、失われたかもしれない信頼を回復するためのBulkheadの方法である。
当面の間、バルクヘッドは2022年に『Killrun』をリリースして以来、『トランスフォーマー リアクティベート』でスプラッシュ・ダメージと協力しているものの、新しいプロジェクトを発表していない。しかし、近いうちに発表があるかもしれないというヒントがある。つい先週には、Twitterで “このチームから大きなことが起こる “というメッセージがあった。Battalion 1944は、バルクヘッドがその背後に置くことを望んでいる1つの章に過ぎない。
Battalion LegacyはPCで発売中。