多作なデベロッパーが、クラシックなバイオハザードの雰囲気とファイナルファンタジー7に部分的にインスパイアされた美的感覚を併せ持つ新作ホラーゲームを発表
イギリスのスタジオSFB Gamesは、クラシックなバイオハザードの雰囲気を醸し出すレトロなホラーゲーム「Crow Country」の次回作を発表した。Crow Country』は2023年のハロウィンに向けて発表された不気味な新作ゲームのリストに加わることになる。
SFBはアダムとトムのヴィアン兄弟からなる2人組のスタジオだ。以前はスーパー・フラッシュ・ブラザーズとして知られ、ロンドンを拠点とする同社は過去10年間に9本のゲームを発表しており、その中には『スニッパークリップス』や『タングル・タワー』といった高い評価を受けたタイトルも含まれている。
そして、過去にリリースされたゲームのいくつかはホラーテイストを取り入れたものだったが、『Crow Country』はSFB初の本格的なホラー体験となる。アダム・ヴィアンは当初、2022年春にこのゲームを予告し、そのビジュアル・スタイルはファイナルファンタジー7と初代バイオハザードを混ぜたようなものだと説明していた。今回、Crow Countryは公式アナウンストレーラーを公開し、SFBの次回作がPS4とPS5、そしてPC向けに「近日発売予定」であることを明らかにした。なお、同スタジオはすでにプレイアブルデモを公開しており、SteamとPlayStation Storeからダウンロードできる。
発表: CROW COUNTRY (Steam/PS5でデモ公開中)
SFB Gamesによる、RE1/FFVIIの美学を取り入れたサバイバルホラーゲーム。鍵のかかったドア、錆びついた鍵、ハートモニターのヘルスメーター、夢のような雰囲気、プリレンダーアートを思わせる環境(実際はフル3D)。
リンクはリプライにて- pic.twitter.com/ZwTwKtXhwX-アダム・ヴィアン (@SFBDim) 2023年10月23日
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ゲーム自体は1990年のジョージア州アトランタの郊外が舞台です。プレイヤーは謎めいた女性、マーラ・フォレストの立場となり、物語が始まるころにはしばらく営業を停止していたテーマパーク「クロウ・カントリー」のオーナー、エドワード・クロウの行方を探すことになる。クロウの行方とは別に、このゲームの中心的な謎は、そもそもなぜ彼がテーマパークを閉鎖したのかという理由にも触れることになる。アナウンス・トレーラーでは、マーラの正体が見た目以上のものであることまで示唆されている。
SFBは『クロウ・カントリー』を古典的なサバイバル・ホラー・ゲームとして想定している。とはいえ、戦闘のない探検モードを搭載することで、無用なストレスのない不気味なインタラクティブ・ストーリーを求めるプレイヤーにも対応する予定だ。また、『Crow Country』は今のところPCとプレイステーション・コンソール版のみでの発売が決定しているが、最終的にもっと多くのプラットフォームで発売されないというわけではない。SFBの前作『Tangle Tower』は前々作のPlayStationとXbox、そしてSwitch、PC、Macで発売された。また、現在はアップル・アーケード独占タイトルとしてiOSデバイスでも配信されている。
カラスの国」に興味があるホラーファンは、SFBの次回作を待つ間、忙しく過ごすことができるはずだ。2023年10月は、ゲーム、映画、テレビ番組など、ホラーの新作が驚くほどたくさんリリースされる。
カラスの国はPC、PS4、PS5で近日発売予定です。