『The Last of Us』リメイク版のゲーム開発者が、オリジナルに忠実でありながら、ゲームを一から作り直すために何が必要だったかを語っています。
2013年の発売以来、強いキャラクターと魅力的なストーリーで困難な選択を実現し、ゲーム界の心を揺さぶってきた『The Last of Us(ラスト・オブ・アス)』。開発者は、リマスターについて個人的な見解を述べ、プレイヤーにとって信じられないほど特別な体験になると感じていることを名乗り出ました。
ゲームディレクターのMatthew Gallantは、ビデオの冒頭で、このリメイクは従来のリマスターを超越したものであると述べています。各キャラクターのモデルを新たに作成し、アートワークも一から作り直し、世界観も一般的なものではなく、よりダイナミックなものになると説明しています。ビデオで紹介された例では、標準的な外観のオフィスが新しい命を吹き込まれ、探索と賞賛のための新しい場所に生まれ変わったことがわかります。
リードシネマティックアニメーターのEric Baldwin氏は、The Last of Us Part 1はオリジナル版と比較されるのではなく、キャラクターとその世界を知るためにプレイヤーが費やした時間を記憶するためのものだと述べています。両者を並べて比較すると、ジョエル、エリー、そしてゲーム後半で出会う他のスタッフの感情が驚くほど高まっていることがわかります。開発者がこれらの改善のために使用している新しいツールにより、キャラクターの個性や生き残るための戦いを、顔の特徴や周囲の世界との関わり方などでより表現できるようになりました。このことは、「The Last of Us Part 1」がより親しみやすいものになり、より多くの人がプレイ時間を楽しめるようになることも意味しています。
リードプログラマーのJohn Bellomy氏は、自分たちが持っている技術を使ってゲームを再現し、筋肉の歪みや表情の一つ一つがキャラクターに新しい命を与えることに興奮を掻き立てたいと語り、The Last of Us Part 1のプレイが待ちきれない者として、それらを楽しみに待っていると語っています。さらに映像の後半では、新しいAIコアも搭載しているため、戦闘シナリオがよりユニークになり、それぞれのプレイスルーが大きく変わる可能性があることを説明しています。
The Last of Us Part 1 の現在の価格には賛否両論がありますが、本格的な労作になったようです。キャラクターモデル、アートワーク、戦闘、AIとプレイヤーキャラクターとの関わり方などが更新され、フランチャイズに素晴らしい一作となりそうです。
The Last of Us Part 1はPS5で2022年9月2日発売予定、PCは後日発売予定です
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