元Game Informerプロデューサー、同誌の歴史を守ろうと試みる

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元Game InformerビデオプロデューサーのBen Hanson氏が率いるグループが、Game Informerの閉鎖を受け、同誌の約33年にわたる歴史を保存しようと活動している。先週末、親会社であるGameStopがGame Informerを閉鎖することが発表され、ゲーム雑誌を読んで育ったファンは大いに落胆した。Game Informerは1991年にゲーム小売店FuncoLandによって初めて配布され、2000年にGameStopがFuncoLand、ひいては同誌を買収するまでに、発売予定の作品に関する独占コンテンツで高い評価を得ていた。

そのため、『Game Informer』廃刊のニュースは、長年のファンの間で不満と悲痛な思いで受け止められ、多くの人が同誌の思い出を語っていた。さらに悪いことに、Game Informerのウェブサイトは現在、閉鎖に関する告知ページにリダイレクトされ、多くの古典的な記事、インタビュー、レビューが失われている。この記事を書いている時点では、Game Informerのウェブサイトが同誌のコンテンツのアーカイブとして復活するかどうかについては、今のところ不明だ。残念ながら、Game Informerの公式Twitterアカウントもオフラインになっている。

メディアの閉鎖と削除により、Game Informerの膨大な独占コンテンツ・ライブラリーの復元と保存に取り組むグループがいくつか現れ、その主要な取り組みの一つがMinnMaxである。元Game InformerビデオプロデューサーのBen Hanson氏が率いるMinnMaxは、同誌の突然の終了を受けて、Game Informerのコンテンツを保存するための代表的なグループとして急速に注目を集めている。VCGが報じたように、ファンはMinnMaxのDiscordサーバーで古い雑誌のスキャンやオンライン限定記事のコピーを共有し始めている。

元Game Informerプロデューサーのベン・ハンソン氏がドキュメンタリーを制作

これはGame Informerの歴史を保存しようとするMinnMaxの努力に関しては氷山の一角に過ぎず、ベン・ハンソン氏もGame Fileに対し、彼と彼のグループは2019年に雑誌に関するドキュメンタリーの撮影を開始したと語っている。今週初め、MinnMaxはハンソンが仲間の卒業生ダン・リッカート、レオ・ベイダー、アレックス・ヴァン・アケンとともにGame Informerの最後のオフィススペースを見学する短いビデオを公開し、その中で彼らは全盛期のGame Informerで働いた思い出を語った。

Game Informerの閉鎖により、近日発売予定のRPG『Dragon Age: The Veilguard』のプロモーションコンテンツを含め、数え切れないほどのインタビューやレビュー、その他の独占特集が現在宙ぶらりんになっている。ありがたいことに、熱心なファンやMinnMaxのようなグループがこれらの記事をインターネットに復活させようと努力してくれているおかげで、必ずしもそうではないかもしれない。ベン・ハンソン氏については、Game Informerについてのドキュメンタリーを近々公開したいと語っている。