あるファンが「グランド・セフト・オート:サンアンドレアス」の公式リマスターにもっと良い塗装が必要だと判断し、同リマスターに改良を加える
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2021年末にGTA三部作が発売されて以来、ファンはグローブストリートゲームスの精彩を欠いたリマスターを改善しようと躍起になってきたが、ある人物が『グランド・セフト・オート:サンアンドレアス』を素晴らしい見た目に仕上げるという素晴らしい仕事を成し遂げた。GTA: San Andreas」はかつて「ホットコーヒー」事件で悪名高いが、ロックスターの巨大なオープンワールド・フランチャイズの5作目として、多くのファン、特に2004年の初リリースを覚えているファンの心に特別な位置を占めている。
というのも、『サンアンドレアス』には『GTA』の中でも屈指のフラストレーションがたまるミッションがあるからだ。それはさておき、本作はシリーズの名作であることに変わりはなく、公式リマスター版には新たなペイントが必要だと誰かが判断したのだろう。
DSO Gamingが発見したように、YouTubeチャンネル12th HourはGTA: San Andreasを独自にリマスターした。3Dレンダリングソフトを使い、ホストのライアンが数日かけて「ロックスターのミスを修正」し、主人公CJの非常に詳細なバージョンを作り上げた。さらに彼らは、ゲームの序盤の舞台となる小さな袋小路、グローブ・ストリートのリマスターにも時間を費やした。CJの家の内装までもが見事に変身しており、クラシックなゲームの現代版として非常に印象的だ。ただし、この新バージョンはあくまでファンメイドのコンセプトであり、他の人がプレイできるようにはならない。
もう大方の記憶は薄れてしまったが、「GTA:トリロジー – ディフィニティブ・エディション」が「サイバーパンク2077」と並ぶほど悲惨な出来だったことを思い出す人も多いだろう。その稚拙なビジュアルとゲームを壊すような不具合の数々は、即座に成功するはずだったものを、この世代で最も嘲笑されたローンチのひとつに変えてしまった。また、ロックスターが『GTA 3』、『バイスシティ』、『サンアンドレアス』からなるオリジナル3部作を入手不可能にし、ファンがこれらの象徴的なゲームをプレイしたければリマスター版を購入しなければならなくしたのも良くなかった。
もちろん、今、多くの人が楽しみにしているのは、来るべき新作である。グランド・セフト・オート6』は、リークや憶測が飛び交う中、ティーザー映像が流れ続けている。ロックスター社以外では、実際にいつ発売されるのか見当がつく人はほとんどいない。願わくば、スタジオが第6作の発売時期に関する追加情報を近々発表してくれることを期待したい。
グランド・セフト・オート:トリロジー – ディフィニティブ・エディション』はPC、PS4、PS5、Switch、Xbox One、Xboxシリーズ X/Sで発売中。